ブラック産業医がブラック産業医を斬る!①
昨日の記事で巷で話題のブラック産業医について書いた。
まあ、ぶっちゃけ、その話題を目にしたのがこのブログを書くきっかけとなったわけだが、俺みたいなブラック産業医から見てブラックな産業医たち、医者たちに対峙することがある。
ちょっと前に出会った産業医がまあ、ブラックだったね。
ストレスチェックっていう従業員の仕事のストレスとかそれでおきてくる症状みたいのを計測してストレス対策してね、っていう国の施策だ。この制度自体がブラックなわけだが、まあ、それは後日のネタにとっておくとしようか。
ちょっとかじった人なら知っているが、ストレスチェックをうけて、ああ、めっちゃストレス高いね!ってなって、さらに本人が希望すると、医者の面談を受けることになるわけだ。
で、医者といっても例えば、街の精神科医がそれをやってくれるかっていうと、やらない。なぜなら、まず、暇がないから。試しに電話で予約の相談すればわかるが、当日受診できる病院なんてほぼ皆無。1週間待たされるのはまだよいほうで、2-3週間かそこらまたされるのが普通。そして、彼らにとって、金にならないから。5分で1人みれるのに、ストレスチェックの面談なんて60分くらいみとかないとならないからね。12人分の診察費なんてくれるわけないしな。
あとは、職場のメンタルヘルスなんて高尚なことなど知らん!ってのが根っからの精神科医だったりするらしい。ようは、もっと重症で社会にも出られないような人をサポートするのが真の精神科医だそうだ。だから、ストレスチェックの面談なんて面倒で興味ももっていないだろう。
話しがそれたが、そんな医者がそんな面談を受けるわけがない。まれに受けてくれる医者もいるかもしれんが、そことピンポイントに繋がっている会社もまあ、ないわな、普通は。
となると、会社が考えることは、よけいな費用もかけたくないし、産業医にやってもらおう!となる。
で、ブラックな産業医の登場ってわけ。
「え、何?メンタル。僕、耳鼻科医だから!わかるわけないよね!」とか平気で宣ったらしい。
いよいよ、逃げられないと悟ると、
「面談って、何を聞くんですか?」とくる。
医者が面談できないなんて、どんだけブラックだよ!
さらに、面談が終わると、
「この意見書、なんて書くんですか?」
・・・おいおい、意見書、診断書は医者の基本だろ!
ってもう、ブラック産業医から見てもブラックすぎて、同じ給料をもらっていると思ったら、靴の中に腐ったバナナの皮を仕込んでやる!
弁護士先生、確かにブラック産業医、いるわ!
こういうやつら、もう、法規制以前に免許はく奪でお願いしますわ!
「腐ったバナナはバナナじゃない!それはもう、ブラックバナナだ。」By Zuddy