ブラック・カウンセラー
さて、今日はブラックカウンセラーの話しをしようか。
カウンセラーの定義はご存知だろうか?
カウンセラーは、医師以外の人で、患者ではなく、来談者に対してカウンセリングという心理療法を行うことを生業としているらしい。
療法は、治療法。つまり、本来は、患者に対する治療の一環のはずである。治療を医師以外の人が行う。。。
なんともブラックな響きではないか。
他にもセラピストとかいう仕事もあるそうな。
セラピーは、カタカナだからなんとなくごまかされるが、元々の英語を素直に日本語に訳せば、それは、治療だ。
セラピストは、治療者だ。
日本において、治療をできるのは、原則、医師だけだ。
入れ墨も、医師以外の彫り師がやると違法だという議論も耳に新しい。
つまり、メンタルヘルスの領域では、心理療法という治療の一種や何らかのセラピー(治療)を医師以外が野放しに行っているという、ブラックな状況だと言える。
ブラックなカウンセラーは、このように曖昧な位置づけにあるカウンセラーの中でもブラックなカウンセラーだ。
Zuddyが出会ったブラックカウンセラーは、それはそれはブラックだった。
ある、不安が強い若い社員がいて、Zuddyや人事、上司が連携し、時間をかけて丁寧に丁寧にフォローをしていた。仕事は、同じ職位の人のそれこそ10%くらいからはじめ、50%くらいまで何年もかけて到達したんだ。本人の自信も少しずつ回復してきて、不安も減ってきた矢先に、たまたま同僚から勧められたEAP(社員にカウンセリングを提供する会社)のカウンセラーと話したら、根掘り葉掘り聞いたあげく、合わない仕事は変えてもらえとけしかけ、会社あてに意見を書いた手紙まで送ってきた。そのくせ、Zuddyからコンタクトをとろうとしたら、守秘義務があると断りやがった。我々ブラック医師同士でも、守秘義務があっても、患者の利益を考えれば、患者を説得し、同意をとって連携するのが当たり前なのに!!
最終的には本人自身も真に受けてなかったのでことなきを得たが、こんなカウンセラーは害悪以外の何ものでもない!
ブラックカウンセラーよ、治療(セラピー)をするなら、責任をもて!