ブラック産業医   Zuddyのブログ

ブラック産業医のブラックなブログ

ブラック人事②

いや~すっかり、夏休みモードだ。

企業が休みのため、Zuddyも出社できず、ブラック産業医らしく、休みを満喫している。

病院勤め時代は、当然盆も正月もないので、お盆に休んだり、あるいは、普通の土日に休んだってなんとなく罪悪感がある。

ブラックはブラックとして受け入れて、この罪悪感にも勝たないとならないが…。

 

さて、しばらく更新ができなかったが、またもや出会ったブラック人事野郎のことを書く。

そのブラック人事野郎は、超絶ブラックだ。

そいつのいる会社では、復職の時には、人事と上司とZuddyで協議して、最終的には会社判断で復職を決めることになっている。

まあ、最近はどこでもそんな感じだから、それ自体は普通だ。

ただ、そのクソ〇カ✖✖カスブラック野郎人事は、センスがなさすぎて、もう、存在自体がブラックだ。息をしているだけで臭い。ホイコーローの臭いがしやがった。

復職希望者の状態を合同面談で聞いていると、朝は10時頃に起きているは、時々昼寝はしているはで、全く働ける状態にないのは明らかだったから、「これで仕事に戻るときついのでは?」「少なくとも、昼寝しないで大丈夫なくらいになって、出社できそうなリズムにならないと難しいですよね?」となった訳だが、何をとち狂ったか、そのスプレンディット・マヌケ・ブラック人事野郎は、「産業医の判断で復職無理だから!こっちは専門じゃないし、専門家の意見に逆らえないから」とか意味不明なことをわざわざ、しかも、Zuddyのいない後日に、言いやがった。

はあ?人事としての意見はないのか?てか、素人だってあの状態で復職無理だってわかんね??

しまいにゃ、その人も、「なんだそのクソブラック産業医は?てめーの面談なんてもう受けねえ。産業医かえろ!」と、そりゃ怒って言いましたよ。

そしたら、そのファンタスティック・アメージング(中略)ブラック人事野郎は「まあ、それも考えます」とさ。

やってられんわ!やめてやる!!!

来月の給料が入ったら、もう、絶対、やめてやる!!!!!!

はあ、どっかにオイシイホワイト産業医先はないもんかね。。。

 

ブラック・カウンセラー

さて、今日はブラックカウンセラーの話しをしようか。

カウンセラーの定義はご存知だろうか?

カウンセラーは、医師以外の人で、患者ではなく、来談者に対してカウンセリングという心理療法を行うことを生業としているらしい。

療法は、治療法。つまり、本来は、患者に対する治療の一環のはずである。治療を医師以外の人が行う。。。

なんともブラックな響きではないか。

他にもセラピストとかいう仕事もあるそうな。

セラピーは、カタカナだからなんとなくごまかされるが、元々の英語を素直に日本語に訳せば、それは、治療だ。

セラピストは、治療者だ。

日本において、治療をできるのは、原則、医師だけだ。

入れ墨も、医師以外の彫り師がやると違法だという議論も耳に新しい。

 

つまり、メンタルヘルスの領域では、心理療法という治療の一種や何らかのセラピー(治療)を医師以外が野放しに行っているという、ブラックな状況だと言える。

ブラックなカウンセラーは、このように曖昧な位置づけにあるカウンセラーの中でもブラックなカウンセラーだ。

Zuddyが出会ったブラックカウンセラーは、それはそれはブラックだった。

 ある、不安が強い若い社員がいて、Zuddyや人事、上司が連携し、時間をかけて丁寧に丁寧にフォローをしていた。仕事は、同じ職位の人のそれこそ10%くらいからはじめ、50%くらいまで何年もかけて到達したんだ。本人の自信も少しずつ回復してきて、不安も減ってきた矢先に、たまたま同僚から勧められたEAP(社員にカウンセリングを提供する会社)のカウンセラーと話したら、根掘り葉掘り聞いたあげく、合わない仕事は変えてもらえとけしかけ、会社あてに意見を書いた手紙まで送ってきた。そのくせ、Zuddyからコンタクトをとろうとしたら、守秘義務があると断りやがった。我々ブラック医師同士でも、守秘義務があっても、患者の利益を考えれば、患者を説得し、同意をとって連携するのが当たり前なのに!!

 

最終的には本人自身も真に受けてなかったのでことなきを得たが、こんなカウンセラーは害悪以外の何ものでもない!

 

ブラックカウンセラーよ、治療(セラピー)をするなら、責任をもて!

 

 

ブラック人事がいた!

いや〜、先週、とんでもないブラック人事に会った。

そやつは、人事歴はこの春からとかで、3ヶ月の経験はあるが、まあ、言えば素人さんだ。

Zuddyはブラックとはいえ、無駄に産業医歴は長い。

そのトーシロの人事野郎が、「復職の判定の際には厳しくみてください。甘やかすとろくなことにならないですから」と宣いやがった。

 

うぜ〜ボケ!

こっちはこっちの考えで判断するわ!

甘やかす??

どんだけ上からじゃ!

にわか知識で通じると思うな!

お前の頭の中が甘すぎハニーじゃい!!

イカレポンチ野郎!

お前の頭が◯◯だから就業不可と意見書出したろうか!?

 

…と脳内妄想したが、そこは 金になびくブラック産業医である。

 

「はい。わかりました。適切に判断いたします」と頭を下げたさ。

 

ま、言うことなんて聞くつもりないなけどね〜♪

ブラック産業医Zuddyは、独自の判断基準があるのさ。イカレポンチブラック人事野郎には永久に理解ができないだろうがな。

もしZuddyの書いた意見書に逆らいやがったら、そんときゃ、全面戦争だ!勧告しまくり、ブラック繋がりの知り合いを総動員して労基署や厚労省にタレコミしまくりだ!覚悟しやがれ!ブラックネットワークをなめんなよ!(脳内妄想)

Zuddyがブラックなわけ

まあ、なんだ、一応、ブラック産業医を名乗っている以上、Zuddyがなぜ自身をブラック産業医と思っているかを書かねばなるまい。

 

それはまず、

Zuddyはとても性格が悪い!

人が躓いた場面を目にすると思わず笑ってしまうくらい悪い!

家族がタンスの角に足の小指をぶつけようものなら、小一時間は笑い続ける。

思春期にお笑い芸人を夢見て、日常生活に潜む笑いの種を観察しよう!とトレーニングしていたせいかとも考えたが、それだけではなく、単に性格が悪いんだと結論づけた。

 

それから、Zuddyは、産業医は、いわゆるアルバイト(本業は別にある)ととらえて産業医になった。

いざ、産業医として会社にいくと、必死に救いを求める社員や人事担当者を目の当たりにしてそんな生半可な気持ちではいられないので、まあ、そりゃ、たくさん、勉強したし、してるさ。

だけど、最初にアルバイト感覚で入った罪悪感というか背徳感というか、偽医者(専門外の医者のふり)をやっているような感覚が未だに拭えずにいる。

 

ちょっと嫌なことがあると、本当の専門は別だからなとかちらっと考えてしまう自分も許せない!

 

未熟な時に判断した判断は間違ってなかったかな、とか、夜な夜なではないが、ふと考えたりするし。

 

あとは、

細かくは気が向いたら書くかもしれないが、簡単に言うと、既存の働く人のメンタルヘルスをとりまく環境が大嫌いだ!できれば、一度全部ぶち壊したいくらいだ!これだけストレス高くて精神疾患があふれてるのに、十分なサポートや受け皿はあるか。既存の自称プロ(サービスやケアを提供して金をもらう)は何してるんじゃ!!

 

最後にZuddyはブラックが好きだ。

 

ジョークは、ブラック

コーヒーは、ブラック

ゴマは、ブラック(黒ごま)

頭はブラック(一部、肌色。外に向けて増殖中)

 

以上、性格悪く、片手間にはじめた罪悪感を感じ、既存の体制への怒りをコントロールできない、危うさ、そして、ブラックをこよなく愛するからこそ、Zuddyは自身をブラックと考えている。

 

ブラックとは

ブログタイトルからしてブラック産業医なわけだが、そもそもブラックとは何か。

最近のブラックで(我らの領域で)有名なのは、ブラック企業だろう。

劣悪な環境、社員を使い捨て、離職率高い…などなどあるが、公式な定義はないらしい。

 

ようわからん!!

 

色々意見を聞くと、まあ、当たり前だが、ある人にとってブラックでも他のある人にはホワイトになると。

 

さっきの例でいえば、能力が認められて生き残り、職位があがれば、天国、みたいな。

 

蛇足だが、我々の医者の世界も、医局制度バリバリ時代の若手や、いまでも、研修医なんて、それこそブラックと感じる人が多いだろう。

研修医時代、勤務早々に上司から、お前たちは病院の最下層だと言われ、真夜中に検体(血液とか)運びや患者さんを車椅子で検査室に運んだり、上司たちの弁当を買い出ししたり…

看護師さまたちには、話しかけても無視され、指示はうけてもらえず(ちなみに、指示は言葉こそ指示だが、患者さんの治療の薬を朝に飲ませてほしいとか、この点滴を1日何本で回してほしいとかいう、業務上のお願いを指す)…

スーパー雑用係をしたのが懐かしい。

 

まあ、ようは、働いてる誰かが、ブラックだと思えば、ブラックなんだろう。定義が明確ではないということは。

 

ちなみに、ブラックは、辞書的には、悪いこと、不透明なこと、などと記載されている。

 

だから、本ブログでは、Zuddyがブラックと思ったことをブラックとする!!

ここに宣言する!

ブラック産業医Zuddyにブラック認定されたら、それはもう、ブラックブラックだ!(ガムではないぞ)

ブラック産業医がブラック産業医を斬る!①

昨日の記事で巷で話題のブラック産業医について書いた。

まあ、ぶっちゃけ、その話題を目にしたのがこのブログを書くきっかけとなったわけだが、俺みたいなブラック産業医から見てブラックな産業医たち、医者たちに対峙することがある。

ちょっと前に出会った産業医がまあ、ブラックだったね。

ストレスチェックっていう従業員の仕事のストレスとかそれでおきてくる症状みたいのを計測してストレス対策してね、っていう国の施策だ。この制度自体がブラックなわけだが、まあ、それは後日のネタにとっておくとしようか。

ちょっとかじった人なら知っているが、ストレスチェックをうけて、ああ、めっちゃストレス高いね!ってなって、さらに本人が希望すると、医者の面談を受けることになるわけだ。

で、医者といっても例えば、街の精神科医がそれをやってくれるかっていうと、やらない。なぜなら、まず、暇がないから。試しに電話で予約の相談すればわかるが、当日受診できる病院なんてほぼ皆無。1週間待たされるのはまだよいほうで、2-3週間かそこらまたされるのが普通。そして、彼らにとって、金にならないから。5分で1人みれるのに、ストレスチェックの面談なんて60分くらいみとかないとならないからね。12人分の診察費なんてくれるわけないしな。

あとは、職場のメンタルヘルスなんて高尚なことなど知らん!ってのが根っからの精神科医だったりするらしい。ようは、もっと重症で社会にも出られないような人をサポートするのが真の精神科医だそうだ。だから、ストレスチェックの面談なんて面倒で興味ももっていないだろう。

話しがそれたが、そんな医者がそんな面談を受けるわけがない。まれに受けてくれる医者もいるかもしれんが、そことピンポイントに繋がっている会社もまあ、ないわな、普通は。

となると、会社が考えることは、よけいな費用もかけたくないし、産業医にやってもらおう!となる。

で、ブラックな産業医の登場ってわけ。

「え、何?メンタル。僕、耳鼻科医だから!わかるわけないよね!」とか平気で宣ったらしい。

いよいよ、逃げられないと悟ると、

「面談って、何を聞くんですか?」とくる。

医者が面談できないなんて、どんだけブラックだよ!

さらに、面談が終わると、

「この意見書、なんて書くんですか?」

・・・おいおい、意見書、診断書は医者の基本だろ!

ってもう、ブラック産業医から見てもブラックすぎて、同じ給料をもらっていると思ったら、靴の中に腐ったバナナの皮を仕込んでやる!

弁護士先生、確かにブラック産業医、いるわ!

こういうやつら、もう、法規制以前に免許はく奪でお願いしますわ!

「腐ったバナナはバナナじゃない!それはもう、ブラックバナナだ。」By Zuddy

「ブラック産業医が復職阻止、クビ切りビジネスをしている」弁護士が警鐘!?アホかっ!!

Zuddyがいつものように出勤前にスマホニュースを見ていると、ポータルニュースのトップに変なニュースが目に入ったではないか。

「ブラック産業医が復職阻止、クビ切りビジネスをしている」弁護士が警鐘

はあっ?まじかっ?とリンクしてみると、

●「お金を出してくれる企業に迎合せず診断できるのか?」

産業医は10社、20社と掛け持ちすれば、高額な報酬を受けることができます。お金を出してくれる企業に迎合せず、診断を出すことができるのでしょうか。現状は、本人の良心に委ねられているだけで、産業医の中立性、専門性を担保する制度が存在しません」

もう、アホ丸出しとしか言いようがない!!

医者はな、くさっても、ブラックでも医者なんだよね。

Zuddyたち、ブラックドクターの大先輩と言えば、ブラックジャック先生。それから、ライバルのドクターキリコ(うろ覚え)とかいうブラックドクターもいたけど、自分なりの信念があって、ブラックなことをしているわけ。

ね、企業がくれる金になびいて、迎合する?

ありえん。1億くらいくれるわけ!?んなわけ、ねーな。その辺の求人見たって、せいぜい1回数万だろ。そんなはした金で、迎合するくらいなら辞めるわ。

はっきり言うが、医者はね、そんなくだらない会社の人事に迎合するくらいなら臨床に行くって。

昔は、産業医なんて、メスが握れなくなった外科医や、臨床がしんどくなった内科医とか、そんな老人医者の最後の仕事だったの。バリバリ臨床出来る医者が行きたいような魅力的な職場ではないわけだ、会社なんて。くだらないブラック会社の論理とか、関係ないっす。まじで。

てか、もし産業医先の企業でブラックなとこ見つけたら、部長やら社長を名指しで非難して、勧告しまくりで、しまいにゃ、こっそり労基署に垂れ込んだり、ネットでブラック情報拡散したり、たくさんやることあって、そっちの方がはるかに楽しい!で、言うだけ言って嫌ならやめるという。それが許されちゃうんだな、Zuddyくらいブラックになると。

もうちょっとましな医者になれば、会社もクライアントとか言って、治ると信じて、改善させようとやっきになるわな。

まあ、金もらえば明らかにあくどいクライアントも守るっていうのは、あんたらの業界では常識かもしれないが、いくらブラックでも医者の業界ではありえないね。

金もらった患者の言うことなんて聞くか?聞かないよな。子どもが熱出して、病院行ったら、親の仕事とか気にしないで、明日、連れてきなさいとか言っちゃうのが医者なわけだ。患者にもっと出してくださいと言われても、医学的な理由があれば3日分しか出さないのが医者だ。

きっとね、もし、ブラック=この例の様に、会社と結託して首切ろうとしているという医者のことを言うなら、きっとその医者は、心から、その人が働けないと思っているか、あほすぎて自分で診断つけちゃった愚か者かどっちかだね。ときどきいるよね、本読んで何でもできる気になっちゃうやつ。内科医が精神科の診断つけるとかないから。普通は。さらに、産業医が会社で診断つけないってのは常識だから。産業医の世界では。もし本気でやったとしたら、痛い感じの医者なんだろうね。

こんな単なるあほか信念があるのかしらんが、ごく一部の医者をブラックとか言って提言までしているのは恥ずかしいよね。

こうやって世論をミスリードして、訴訟が増えれば誰が喜ぶんだろ…。